住まいのお金専門ファイナンシャル・プランナーの有田美津子です。
アルヒマガジンと保険ジャーナルに住宅ローンと自宅リースバックの記事を執筆しました。
アルヒマガジンの記事は、2018年4月から購入価格に諸費用をプラスして借りられるようになった【フラット35】についてです。
今までフラット35は諸費用を上乗せして借りることができなかったため、別途金利が高い諸費用ローンを組む必要がありました。諸費用ローンと諸費用含めてフラット35を組む場合ではどちらがどれだけメリットが出るのか試算しています。
また、諸費用の中に住宅を診断する「ホームインスペクション」の費用や重大な欠陥を補償する瑕疵保険の保険料など、住まいの安全や安心のための費用が上乗せで借りられるのはうれしいところです。
中古住宅購入を考えている方など、諸費用分の貯蓄ができていない方、ぜひ一度お読みください。
アルヒマガジン→フラット35で諸費用ローンも借入可能
2つ目の記事は保険ソクラテス内保険ジャーナルの自宅リースバックについての記事です。
首都圏の時価評価4000万円以上のマンションに限定されてしまいますが、一度自宅を売却して売却金額の半分を受け取り、所定の家賃を10年間払って自宅に住み続け、10年後再度第三者に売却された時の代金と、すでに受け取っている代金の差額を受け取るという仕組みの商品が昨年秋に発売されました。
昭和リースという会社がリースバックを行い、販売や広告は新生銀行が行う「新生My WAY」という商品です。物件がかなり限定されてしまいますが、資産価値の高いマンションに住んでいる方には、生きている間に「自宅」をコストではなく「資産」として活用でき、豊かな老後や老人ホームへの住替えにも役立てる可能性がある商品だと思います。
こちらもよろしければお読みください。
保険ソクラテス→豊かなシニアライフを送るための自宅活用法