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「自宅を活用!安心な老人ホームに住み替える方法」

住まいのお金専門ファイナンシャル・プランナーの有田美津子です。

 

6月10日住まいのコンサルティング会社「ネクスト・アイズ」さんが主催するセミナーで「自宅を活用して安心な老人ホームに住み替える方法」についてお話ししました。

 

当日は台風の影響が心配されましたが、お申込みいただいた方全員が参加されるという、とても関心が高いセミナーとなりました。

 

 

介護の2025年問題が近づいています。団塊の世代が75歳を迎える年です。介護になっても自宅で過ごしたいという人は大勢いいます。しかし、特に大都市圏ではこれから急激にご夫婦のみ、またはお一人暮らしの高齢者が増えます。

 

にもかかわらず、急性期の病院に長期入院ができません。特養にも要介護3以上にならないと申込みすらできないのです。こうした現状を考えると、いつまで自宅で暮らし続けることができるのか、自宅の状況と家族の状況を客観的に見極めておかないと、終末期を自分も家族も安心して過ごせなくなる可能性も大きくなります。

 

とはいえ、自宅を出るには勇気がいります。また、住み替え先の老人ホームなど高齢者施設も、様々な種類があって自分の希望に合った住まいがどこにあるのかもわかりません。

 

そんな高齢者の方やご家族に向けて、老人ホームを選ぶ手順やポイント、自宅の売却を同時に進めていくにはどんな注意点があるのかを詳しくお話ししました。

 

高齢期の住み替えは病気や介護の心配をしながら、体力も気力も、働く力も衰えてから大きなお金を動かすことにもなり、決して失敗できません。

 

住み替え先の選定のみならず、自宅を売却する不動産業者もご本人の健康状態やご家族の状況に配慮する必要が大きくなるのです。しかも住み替え先の老人ホームへの入居とのタイミングや、長年住み続けた自宅にある荷物や不用品の処分など思いがけない手間やお金もかかります。

 

若いときの住宅の取得とは違う、難易度が高い住み替えとなるでしょう。だからこそ、お客様の視点で老人ホーム選びや自宅の売却を行ってくれる良質な業者さんや専門家とつながっておく必要があるのです。

 

もし、離れて暮らす親御さんが心配で仕方ない、老人ホームに入居してもらって本人も家族も安心して暮らしていきたい、と思われる方はぜひ一度ご相談ください。

 

親御さんの終の棲家に悩む50代、60代の方のご相談を数多くお受けしています。老人ホームへの住み替えに特化したホームページをご覧ください。ご家族の一助になると幸いです。

 

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