住まいのお金専門ファイナンシャル・プランナーの有田美津子です。
緊急事態宣言の期間も長くなり、自宅の購入を考えていた人も、小休止を余儀なくされていることと思います。実際に私のお客さまも、今は、家探しを中止している方がほとんどです。
でも、自由に家探しができるようになるまでには、まだ少し時間がかかりそう。その間にインターネットやVRで家探しを行っている人もいるでしょう。
自粛が解除されたら家探しをしたいと考えている方は、STAY HOMEの今こそ、じっくりと住宅購入の予算を考えてみてはいかがでしょう。
予算がわかっていることのメリットは、
気に入った家が見つかったとき、迷わず即決できることです。良い物件は他にも購入したいと考える人もいて、迷っている間に売れてしまう、ということもしばしばです。予算がわかっていることで、即申し込みでき、その物件に対する優先権を得ることができます。
住宅購入の予算は、
住宅ローンがいくら借りられるかではありません。住宅購入以外の家族の夢も実現させながら、住宅ローンを返しきることが目的です。
そのためには現状の家計収支や資産の状況をきちんと把握し、教育費や老後資金を貯めながらも返済ができる借入額の診断が必須です。
家探しの前に、
住宅ローンをいくらなら借りても返せるのか、ロー返済しながら教育資金や老後資金は貯められるのか、など、少しでも不安に思っている方は、ぜひ「無理なく買える家の値段」試算サービスにお申し込みください。
初回ヒアリングは通常90分11,000円のところ、オンライン相談であれば5,500円でお受けしています。
詳細・お申し込みは→こちらをご覧ください
ここ数日、住宅購入や住み替えのための予算診断のオンラインお申し込みが入るようになりました。自粛が開けたら早速見学に行きたいのだなあ、と少しうれしくなります。
コロナの影響で、住宅の価格が下がるのを待っている方もいるかと思います。しかし、住宅の価格が下がるのか下がらないのか、将来のことは誰にもわかりません。私は投資物件ではない住宅を購入する目的は、「家族がそこで幸せに暮らし続けることができるかどうか」だと思っています。ですから、家族のライフプランに合わせて今家が欲しいなら、予算さえ合って、気に入った立地の気に入った家があれば、どのような時期かにかかわらず、購入を検討し手も良いのではないかと、思っています。
待ちすぎると、人生の中の家を買う時期を逸してしまいますから!
実は、私はバブル崩壊直後の1993年に今の自宅を購入しました。当時はバブル期に比べれば相当値下がりした、と思いなんとか予算内で買える家を購入しましたが、今となっては相当に高い買い物をしてしまいました(笑)
でも、この住宅購入は失敗だったのか?といえば実は私はそうは思っていません。なぜなら、駅から徒歩5分の買い物にも通勤にも便利な場所で、しかも駅から家まで信号もなく平ら。かつ通り道には市民農園があって、季節の野菜が育っているのをのんびりと見ながら駅までの道を歩けます。畑があるので鳥のさえずりも本当に賑やか(笑)今時少なくなったと言われるすずめもいっぱいいます。
国分寺市 姿見の池近く
また、ちょっと歩けば森もあり緑の匂いがプンプンします。このような自然と、音大や美大がある土地柄のためか、半分子育てを一緒にやっていただいたようなピアノやヴァイオリンの先生方との出会いもあり、本当に心豊かに子育てできたこと、子育てを通してたくさんの良い出会いがあったことが、私のマイホーム購入が失敗ではなかった理由です。
子育てのための家、と目的を明確にして探した家でしたので、楽しく子育てができ、住宅ローンも無事完済できたことで、結果OKなんですね(笑)
お金や物の価値は損得だけではありません。いかに満足でき、幸せに感じることにお金を使えたか、ということにこそ十分価値があると思っています。
お金を貯めること、増やすことも重要ですが、貯めたり増やしたりした結果、そのお金で何をしたいのか、ということの方がもっと重要です。
住宅は家族の生き方に大きく関わる買い物です。自分だけで予算や家探しは不安、と思っている方はぜひご相談くださいね。少しでも不安が和らぎ、少ない労力で安心して住宅購入ができるよう、サポートさせていただきます。
長文大変失礼しました。読んでいただいてありがとうございました。