住まいのお金専門ファイナンシャル・プランナーの有田美津子です。
今日は多摩信用金庫すまいるプラザめじろ台様で「介護にかかるお金はいくら？」というお話をさせていただきました。
小さなスペースで８人定員でしたが、早くに満席となったようです。介護の合間の時間に参加してくださった方もいて、終了後のご質問も質問というよりは個別相談の様相で、真剣度の高いセミナーとなりました。
介護の問題は決してお金だけで解決する問題ではありません。ご本人のお気持ち、ご家族の思い、介護度が重くなっても住み慣れた自宅に住み続けたいというご希望があるのも当然のことです。
しかし、在宅介護でご家族が疲弊し、結果的に介護にたくさんの費用がかかったり、介護離職をしてご家族のライフプランが崩れてしまうこともあります。
介護する方も、される方も、お互いのライフプランをかなえるためにどのような方法があるのか、在宅介護と施設介護の違いや介護保険施設と有料老人ホーム、サービス付き高齢者住宅の違いやそれぞれにかかるお金についてじっくりとお話しさせていただきました。
最後は足りないお金の準備の仕方について、見落としがちな金融資産や自宅の活用方法についてもお話ししました。
最近は親御さんのために５０代、６０代のおこさんがご相談に見えることも多く、８０代、９０代の一人暮らしの親御さんを心配して、安心な高齢者住宅に住み替えるよう、本人に直接私から話をしてほしいというご要望も増えてきました。家族ではなかなか伝わりにくいことも、第三者が入ることでご家族の本当の気持ちや思いが伝わることも多いようです。
親御さんを安心な老人ホームや高齢期の住まいに住み替えてほしいと思っているけれど、どうしたらいいかわからない、というかたは一度ご相談ください。今ある資産や収入からどのような住み替えが可能か、予算診断から住み替えまでサポートさせていただきます。
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