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家計のコロナ対策9 水光熱費や通信費の支払いが厳しくなったら

住いのお金専門ファイナンシャル・プランナーの有田美津子です。

 

家計のコロナ対策第9弾は、通信費や水道光熱費などの支払いが厳しくなった時の対策です。

 

STAY HOME が長期化する中、SNSやYou Tube、Zoomなどが、友達や社会とつながるとても大切な手段となっています。その分家計費に占める携帯代など通信費も大きくなっています。

 

もし、コロナの影響で仕事が激減して、携帯代やWi-Fiなど通信費の支払いが難しくなって、もし携帯を止められてしまったら・・・・この状況では命にかかわることにつながりかねません。

 

また、インターネットでの授業が始まる中、通信を止められてしまっては、学校の授業さえ受けることができなくなってしまいます。

 

水道代、電気代、ガス代についても同様です。

 

こうしたことから、総務省は、電気料金等の公共料金(上水道・下水道、NHK、電気、ガス及び固定電話・携帯電話の使用料)について、料金の支払いを延長する要請を各事業者に行いました。

 

具体的な取り組みは以下の通りです。

 

①携帯料金など通信費の支払い延長

2月末日(2月25日以降支払い分の会社等もあり)以降の支払い期限分について、5月末日まで延長。その後も状況により延長を予定しています。

 

各事業者ごとの取り組みは総務省の以下のURLからご覧ください。固定電話やインターネットサービス事業者、CATV事業者の対応についても各社のリンクが載っています。

 

新型コロナウイルス感染症拡大に伴う料金支払期限の延長等の措置に関する取組状況 (令和2年4月22日時点)

 

②学生等の学習に係る通信環境の確保

・25歳以下の利用者に対して4月1日から5月31日まで、通信料がオーバーしたときのデータチャージ料を50GB(大手通信3社)まで無料化など。事業者により30GBまで、20GBまで、10GBまで等あり

各社の対応については総務省のリンクからご覧ください。

 

新型コロナウイルス感染症の影響拡大に伴う学生等の学習に係る通信環境の確保に関する取組状況(令和2年4月22日時点)

 

③電気・ガス料金についての対応

経済産業省からの要請を受け、各事業者が料金の支払い猶予等の措置をとっています。

 

電気料金については、利用者の申し出により、1ヵ月の支払い猶予を柔軟に行うこととなっています。

 

ガス料金の支払い猶予については

・緊急小口資 金・総合支援資金※1 の貸付がされている人

・休業・失業等により一時的にガスまた は電気料金の支払いが困難であるとガス会社が判断した人

について、2~4月検針分のガス料金を1ヵ月猶予となっています。

 

各社の対応については資源エネルギー庁のリンクからご覧ください。

新型コロナウイルス感染症の影響を受け、電気・ガス料金の支払いなど生活に不安を感じておられる皆様へ

 

新生活が始まったばかりの学生さんも、アルバイトもできず困る人も多いと思います。しかも、初めての一人暮らし、初めての状況といった方も多いでしょう。

 

ぜひ、様々な支援策を活用してこの時期を乗り切ってください。

 

また、オンライン相談をご希望の方は随時お受付しています。

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