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住宅ローンアドバイザーのHPに「リバースモーゲージを使ったマンションへの住み替え事例」がアップされました

一般財団法人住宅金融普及協会認定の住宅ローンアドバイザーの公式ホームページに、執筆記事が掲載されました。

タイトルは「老朽化した住宅に住む高齢のお客さまへのリフォームや住み替え費用のアドバイス」です。

残念ながら、住宅ローンアドバイザーの資格を持つ方向けに事例でご紹介しているので、一般の方にお読みいただくことができません。

内容は70代の子どものいないご夫婦が、リバースモーゲージを使って築40年の老朽化したご自宅を売却して、コンパクトなマンションに住み替えをする事例をご説明しました。

高齢のご夫婦のみの世帯、お一人暮らしの方、またはそのご家族からの住まいのご相談は年々増えています。80代、90代になってから、老朽化した家のリフォームや住み替えはご家族がいても本当に大変です。
中には、「次の台風で屋根が飛ぶかもしれない!リフォームするのに同お金を捻出すれば良いか」
といったご相談も受けることがあります。高齢になると、あと何年その家で過ごすかもわからず、お金のかけ方に迷ってしまいますよね。

80代、90代になってから住まいのことで悩まないためには、60代、70代のお元気なうちに、最後まで安心な住まい計画を立てることは、自分のためにもご家族のためにもとても大切なことです。もし、子どもが相続しない家を残してしまったら、空き家のまま維持管理の手間やお金がかかり続けることにもなりかねません。

しかし、定年後、自宅を住み替えようと思っても、新たに住宅ローンを組むことは相当むずかしくなります。また、自宅を売却して住み替えるにも、手元資金を取崩さなくてはならない事例が多く、働く収入がなくなる世代にとって、1,000万円以上のお金を住まいに使うのは躊躇してしまいます。

そんなとき、新たに購入するマンションを担保にお金を借りるリバースモーゲージを利用すると、生きている間は利息のみの返済で、死亡時にご自宅を売却して返済するため、毎月の返済額は少なくてすみます。連帯債務者になっていれば、配偶者が亡くなるまで住み続けることも可能です。時と場合によってはリバースモーゲージは大変有効な資金調達の方法となります。

ただし、年金収入で暮らす場合、何歳まで生きるかわからない、将来の自宅の価格が変動するなど、不確定な要素から注意点も多くあります。リバースモーゲージを使うことで住み替えを容易にすることはできるかもしれませんが、相続人を含めたご家族のライフプランをしっかりとヒアリングしておかないと、将来「こんなはずじゃなかった」と言うことも起こりかねません。

アドバイスする側は、不動産やリバースモーゲージという金融商品を「売る」ということだけではなくお客さまの立場に立って住み替えや資金プランを提案して欲しい、と思います。

お客さまの安心な住まい計画をお手伝いする、定年後のご自宅の住み替え、建て替え、大規模なリフォームをお考えの方の資金計画についてのご相談をお受けしています。

老後の住まいについてどうしたらいいかわからない、親御さんの今後の住まいが心配という方はホームページをご覧の上、お気軽にご相談ください。
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