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国交省住生活月間フォーラムのパネルディスカッションが終了しました

毎年10月は「住生活月間」で国交省が様々な住生活に関するイベントを開催しています。

令和3年度住生活月間フォーラムは10月26日(火)14時から、オンラインで開催されました。

テーマ:「超高齢社会における住まいを考える」
        ~人生100年時代の住生活のあり方~

基調講演とパネルディスカッションのコーディネーターは東京大学大学院工学系研究科建築学専攻 教授の大月敏雄先生

パネリストは

先進技術と多世代コミュニケーション型のコンパクトシティ、サスティナブル・スマートタウン「Fujisawa SST」の推進者であるパナソニックの荒川剛さん

ゼッチの生みの親のおひとりであり、南極昭和基地の建物建築にも関わられたミサワホーム技術担当顧問の栗原潤一さん

私以外は建築や街づくりの専門家と、大変新鮮で貴重な体験をさせていただきました。


 

基調講演やパネルディスカッションを通して感じたのは、建築や街づくりの専門家もFPも考えていることは同じ方向を向いているのではないかということです。

日本人のほとんどの人ができれば最後まで自宅で過ごしたいと考えています。しかし、現実にはなかなか難しい。

それならば、どうすればそこで生活する人たちが、最後まで自分らしく生き生きと過ごすことができるのか。

健康寿命を延ばす断熱効果の高い家づくり

多世代がコミュニケーションをとりながら住み続け、高齢になっても介護になってもコミュニティーの中で生きていくにはどのような街づくりが必要なのか。

そして、そうした家を手に入れるために、どのようなライフプランマネープランが必要なのか。

様々なことを考えさせられた2時間半でした。


実はこのお話を国交省の方からいきなりお問い合わせフォームを通していただいたときは「なんでそこに私???」と思ってしまいました。

しかし、その後のやり取りやメンバーの方たちとの打ち合わせを通して、生活者の立場に立ったお金の相談をするなら、お客様がどのような家に住みたいと願っているのかを理解し、住み替え支援をする上でも、建築や街づくりの知識は不可欠ではないかと感じました。

このパネルディスカッションでの経験を、より精進してお客さまへのご相談に活かしていけたらと思っています。

当日の概要は→住生活月間のホームページにようこそに紹介されています。

また、これから1年間YouTube配信されるそうなので、また公開されたらお知らせします。